日々、泡のごと

こじらせ中年女が障害児育ててる話とか。

決めたくないんだ

今日は、些細なことでモヤモヤした気持ちになってしまった。

ポコさんと私の関わり方について、発達支援教室の職員の方に評価されたのだ。

概ね良いことを言われたんだが、評価の良し悪しに拘らず、モヤモヤしたのだった。

 

どう書くべきか色々と逡巡したが、どうせ眠くなっちゃうんだから有体に書くか。

 

多分、その職員さんの言い方にモヤモヤしたんだと思う。

勝手に私やポコさんの心情を決めてかかって話をするから「何それ、どっから出てきたの」と思っちゃうんだろうな。

 

「お母さん、以前は〇〇って言ってたけど〜」

(全く覚えがないし、思ったこともない筈)

「ポコちゃんも〇〇って思ってる筈だから〜」

(いやいやいや、奴はそんなタマじゃないぞ)

 

私が極端なのかも知れないが、本当にそうなのか確証が持てないポコさんの気持ちを勝手に分類することなんてしたくないのに、

「こういう時は『そっか、今悲しいんだね』って声掛けしてあげると、『これは悲しいってことなんだ』って分かるようになるから」

と指導されるんだよな〜…

 

思えば子供の頃から

「シュウちゃん、今、〇〇って思ってるでしょ」

とか言ってくる子は苦手だった。

大抵、的外れなのにドヤ顔してたりするのだ。

勝手に私の頭の中身を決めるなよ。

と、子供ながらに思っていた。

 

言葉のない子に言葉を促すためには、そのようなやり方が当たり前なのだろう。

でも私はやりたくない。

必死でポコさんの気持ちを知ろうとはしているが、分からないものに手頃な名前を押し付けたくない。

 

ちょっと違うかも知れないが。

ポコさんは偶に「まんまんまん…」などと言うことがある。

それを聞いて

「あっ!ママって言ったね!」

なんて言われることがあるが、私はそうは思っていないので、何となくヘラヘラ笑ってやり過ごす。

私は自分のことを「ママ」と呼んでないから、ポコさんは「ママ=母親である私」と思ってるわけがないのだ。

「まん」と発声できるから、それを繰り返してみただけ。と、私は思っている。

でもそれを言ったら相手がガッカリしたり嫌な気持ちになったりするだろう、と思うので、

「あー、そうスかねぇエヘヘ」

などと(結局正解ではないのだが)それなりの返事をしてしまう。

 

ちなみに、前述の職員の方は、この場面で

「ママって言ったね!」

と仰るタイプ…。

世の中、そちらの方が多いんだろうから、私は道の端っこをひっそり歩いていこうと思う。

あのお母さんやる気ないのかな、と思われたって構わないさ。

こんな私がやれることを、やるしかねぇのよ。